花の館で民を癒す“生き神”として祀られる青年ミルザは、実は癒しの力を持たない。その奇跡は、故郷の山に宿る神の水によるものだった。ある夜、呪いによる毒に倒れた異国の青年を救い、秘密を知られてしまう。青年の正体は、隣国の“首狩王”アスラだった。呪いと信仰が交錯する中、二人は国も神も越えて惹かれ合う。その想いは禁忌。二人は激動の波に飲まれていくーー。
vs.LOVE 2
緒川千世