小説
商品紹介
欠けた白い角で生まれたせいで「弱い」と過剰に守られて育った鬼族のデイル。一人前の鬼として戦いたい──その夢を叶えるべく、北の城砦に配属された彼を迎えたのは、王太子にして騎士団長、赤黒い双角を持ち、美しく圧倒的な存在感を放つリランドだった。努力を惜しまないデイルの健気さに、リランドの独占欲は膨らんでいく。守りたい。でも見ているだけじゃ足りない。触れたい、抱きしめたい、全部欲しい——「わたしはおまえを、可愛がりたくてしょうがないんだ」<庇護したい>攻と、<戦いたい>受のすれ違いが燃え上がる、甘くももどかしい庇護系主従ラブ!