「逃げないなら、――お前を抱く」アルバイト先で元同級生の椎名と偶然再会した沢田は、昔とかわらず自分にだけ懐いてくる椎名に愛しさを感じていた。無口で人に媚びない、芯が強い椎名――その彼が自分の前では無防備になり笑顔を見せてくれる。心の中の愛しさは次第に欲情にかわり、キスしたくて触れたくて、堪らなくなる気持ちを抑えきれず、沢田は自分にだけ懐く椎名の気持ちを利用して、ある選択を迫って…?
ひよこ、ロマンチック始めました!
吉田ナツ、高峰 顕
小説b-Boy 2017年冬号
溺愛飼い主と可愛くない猫
吉田ナツ、てお